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色々なことを、気の向いたままに。
事象境界線
空を見上げて
2007年 06月 10日 (日) 23:16 | 編集
雨上がりの空は気持ちが良い。途中雨に降られながらもやってきた東北は、着いた途端に晴れ渡る。

清々しい山々、青い空、僅かになびく白い雲。暖かい日差しは優しく体を包み込み、夜を徹して走ってきた心をも解きほぐす。

朝霧、湿った空気、靄や雨に煙る山岳も良いけれど。

そして今、限りなく澄み渡る夜空を見上げる。雨が洗った後の空気は格別で、私の視力でも良く星が見える。
―あった!北斗七星。やけに大きくハッキリ見える。
―あれは…あのT字の形が崩れたのは蠍座?赤いのはアンタレスかな?
―横の瞬きもせず輝く星は…ううん、違う、恒星…惑星。火星とか?でも白いから木星とかかな。
―星が瞬くのは空気があるからだって。
―あの星は隣の星と会話をしてるみたい。ほら瞬きが同じ。
―ホントだ。じゃあ、アレ…あ!

息を呑む。何をすれば良いのか0.5秒で考えた。

―…見た?
―…見た!
―凄いよ!こんな所でラッキースt(ryじゃなくてシュ(ry流れ星が見れるなんて!
―流れる瞬間から見ちゃった。小さいけれど長かったね。
―うん、こうして毎日少しずつ人々に星を届けてるんだ。
―消えるモノと生まれるモノ?
―どちらだろう。
―いつか私の元へも星を届けてくれる?
―うん、きっとね。約束だよ。

何人の人が夜空を見上げているのだろう。幾つの星が届けられ、幾つの会話が瞬きと共に交わされるのか。

蛙の声に耳を傾けながら静かに佇む初夏の夜。貴方は何処で何をしていますか?

空を見上げて、一緒にお話しよう。

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