色々なことを、気の向いたままに。
事象境界線
スポンサーサイト
--年 --月 --日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
そして永遠にさようなら
2006年 12月 04日 (月) 21:25 | 編集
白くなり、今までよりずっと白くなっていく。
血の気は失せ、まるで陶磁器の肌のよう。

白く曇る視界は薄らと消えていき、
それに合わせて息も白く消えていく。
ただ透明な空気がピタリと肌に吸い付き
かさかさと音を立てながら体温を奪っていく。

箱の中で静かに眠る季節たち。

静かに燃えて、
ゆっくりと消えていく。
轟々と音を立てながら黒い墨になっていき、
さらに熱せられて、
白い塊になっていく。

白い墨は嫌いじゃない。

道にできた鏡が空を映す。
覗き込む顔は横によじれて、
潰れてしまった赤いトマト。
目から涙が零れ落ちる。

手のひらの小鳥が小さく震えて永遠に静止した。

飛び立ってしまった声は、
小さな川を渡り、
線路の上で鉄の塊に轢かれてしまう。

礫、その小さな体に何を思う?

落ちる夢が私の体を熱くする。
Comment
この記事へのコメント


コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) 事象境界線 all rights reserved.
designed by polepole...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。