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節分と新月
2011年 02月 05日 (土) 12:00 | 編集
豆撒きをしました。
遠い国には、黒い豆を家の周りを回りながら後ろに向かって投げるというのがあるとか。

新月でもあったので、月が姿を見せないまま、空をまたいで行きました。
星は新しい月を祝い、明るく輝いて私達にその存在を知らせていました。

もしもこの時が、あと何年も続かないものだとしても、この空はいつまでも人の心に残るのだろうなと思います。

あと数ヶ月もすれば、このいつでも夏の世界を忘れてしまう事でしょう。それまでいた所を遠く離れて、海も山もいくつも越えて、昔話にあった様な長い時を、死ぬまで遠く看取る生活。

何もかもが遠い昔のような、明日の事の様な、今日みていた夢のような、そんな心地がしています。


楽園では決してなく、人々は死に、焼かれる事もなく土の中に眠ります。静かに目を閉じたまま。

時々起き上がってくる以外は、私達が住んでいた世界と全く同じ鏡写の世界です。
死者と共に生き、死者に喰われて死んでいく。そんな日常は、しかし確かに存在し、ここにあります。人は死者と契約を結び、婚姻します。死者の伴侶となった人は生きながらに死んでいる存在として扱われ、時に死者と共に同じ土の下で永い眠りにつきます。いつか一緒に起き上がる事を夢見ながら。
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