色々なことを、気の向いたままに。
事象境界線
スポンサーサイト
--年 --月 --日 (--) --:-- | 編集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
星の王子様
2009年 01月 24日 (土) 16:49 | 編集
今日はこれを読む。
http://polc.sakura.ne.jp/

ただの入れ物なんだ。
重すぎるから、置いていくよ。


ある日立ち寄った、どこかの部屋で、
それは病院の待合室だったか、
小さな図書室だったか、
無人の駅だったか、
誰もいない小屋の中だったかもしれない。

その本を手にとって、読み始めたとき
場所も時間も関係なく物語が私を包んだ。

その時間はあまりにも幸せに満ちていて、
周りの景色も
人のざわめきも
犬の鳴き声も
猫のあくびも
何もかもが遠くに行ってしまって、
あるのはただ海が陸から陸へと渡る話し声だけだった。

名前を呼ばれて、今いる場所に引き戻されたとき
その場所からさらばければならなかったときの悲しさといったら
どんな後悔を重ねても
こんな感じにはならないと思う。

手にした本を
読みかけのその本を
元の場所に戻しながら私は小さく泣いたんだ。
声にも出さず
何も知らなかったあの頃のように。
Comment
この記事へのコメント


コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) 事象境界線 all rights reserved.
designed by polepole...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。