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童話を一つ
2009年 01月 12日 (月) 01:27 | 編集
わたしの美しい娘―ラプンツェル
わたしの美しい娘―ラプンツェル

童話と言っていいのか分からないですが、ジャンルとしてはファンタジーとか童話になるんだろうな・・・というのを読み終わってからぼんやりと考えました。
本の表紙は窓から吹き込んできた風(日当たりの様子から暖かそうな、優しい感じがする)に綺麗な金の髪が舞っているところ。何気にオイルヒーターがありますが、本の舞台となる時代はこのような文明の利器はなく、少なくとも現代ではないいつか・・・・・・魔法らしきものはあるけれど、はっきりと魔法のそれと描かれている場面は少なく、どちらかというと不思議な力がある、というような描かれ方になっています。

本のタイトルにもなっている美しい娘の名前は「ラプンツェル」、作中ではレタスの名前とされています。愛称はツェル。最後まで読んであとがきを読んではじめて気がついたけれど(読んでいる途中で髪が長くなるところで、あれ?と思ったけれど)下敷きは「グリム童話」の「ラプンツェル」でした。髪長姫とか書かれたらすぐに分かったのに、塔が出てきてツェルが閉じ込められるまですっと気がつきませんでした(といっても私の記憶に残っていたのは、塔に閉じ込められた娘と、その娘の髪がとても長い、それだけなのですが)。だからエンディングはちょっと似ています。似ていますが、やっぱり違う。ハッピーエンドなんですが、現実っぽさがにじみ出ています。

こういうのもありだな、と思える作品で、面白かった。現実のお話に、ちょっと御伽噺のエッセンスを加えましたという構成は上手いなぁと感じました。著作権の問題につなげるわけではないけれど、こういう発展の仕方であれば、面白くて歓迎なのですが。
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