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村上春樹を科学する
2009年 01月 07日 (水) 00:06 | 編集
村上春樹を歩く―作品の舞台と暴力の影
村上春樹を歩く―作品の舞台と暴力の影

村上春樹の作品は友人宅で読むのがセオリーであって、それ以外は邪道の極みであるというのが、私の持論、と言いたいが、場所にこだわらず読んでいるので全くの嘘であるのは言うまでもない。

これまで何冊かの村上さんを読んできたわけだけど、私一人では深く掘り下げることが出来ない。それは私の読者といての眼に批評眼とでも言うべきものが全く備わっていないからであり、良い読者であるのかすらも疑問が残る体たらくだからに他ならない。

で、春樹さんの作品をさらに読む前に、ハルキさんについて書かれている本を読もうと思い立った。

こういう本の解説、もしくはより深く掘り下げて作者自身にも言及する作品、作品と言うよりは研究・論文というのが近い、はあまり読まないこともあって、ちょっと新鮮。なによりも、何気なく読み進めていた文章に、新しい視点を与えてくれたり、「そう解釈するのか」と思うものもあったり、中にはこじつけじゃないか?と思うものまで、これはこれで面白い。出来るならば、原作を片手に読んでみたい。

村上春樹短篇再読
村上春樹短篇再読

前のハルキ本が、ハルキ小説からハルキを再発見するまたは再認識する(そのために縁の土地や、過去を旅する)と言う趣旨に近いが、こっちはどちらかと言えば、ハルキ本の、特に中身について、どういった仕掛けがあるのか、どういった要素が織り込まれているのか、をより深く掘り下げていく「研究書」に近い。
そのため、他の様々な小説や、映画や、修辞学から何から何まで筆者が持てる知識を総動員して解説してくれたり、問題を投げかけてくれたりする。
さらっと読み飛ばしてしまう文章にどのような構造が隠されているのかを発見することができ、伏線のようなものが仄めかされているのをはじめて気づかされた。

これも是非原作を傍らに読んでいくと面白い。


こういったものはじっくり読むのがいいのだけれど、つい一気に読んでしまった・・・・・・
Comment
この記事へのコメント
短篇再読
その本は非常におもしろそう。
こんど探してみます。

「レキシントンの幽霊」という短編集が、彼の作品の中でいちばん好きなんですが、トルーマン・カポーティの短編集を読んだときに何か同じ種類の匂いを感じました。

というわけでカポーティの短篇もおすすめです(そんな結論?
2009/ 01/ 08 (木) 02: 54: 39 | URL | maya # gQraGX56[ 編集 ]
朝食だ!
ティファニーで朝食を、は聞いたことがあるどころではなく有名だから、最初は誰?と思ったけどすぐに分かりました。といっても本は読んだことないけど。

村上さんも翻訳しているみたいね。

カポーティは、誕生日の子供たち、というタイトル聞いたことがある。どこでだろう?思い出せないけど(しかも読んではないけど)、どこかで触れていたはず。

文学賞、読んで、参加いたしますぞ!
2009/ 01/ 08 (木) 23: 32: 17 | URL | MK # EGTCt1XI[ 編集 ]
そう、ティファニーの。映画と原作はだいぶテイストが違う感じがする。

『誕生日の子どもたち』は、もしかしたらうちかもしれない。たしか、レビュー書いたから。
でもアレじゃなくって(※アレは村上春樹訳だった)そのまんま『カポーティ短編集』ってタイトルの本だったと思う。

カポーティは『冷血』も面白いよ~。
爆問学問て番組で太田が紹介してて興味を持って読んだのだけど、あの人意外に読書家なんだよね。

誰かが「いい短編をたくさん書いている作家は長編も面白い」と言っていた。
実はそれ聞いて短編をたくさん書き始めたのだったりするのだけど……

村上春樹といえば、昔「東京奇譚集」をハードカバーで持ってたような気がするんだけど、どうしたもんだか記憶にない。
腎臓の形をした石の話が面白かった。
でも、タイトルからは筒井康隆みたいな奇妙テイストを期待してしまう。
その点で物足りなかったおぼえがあります。(そんなことはしっかり覚えているのに、どうして本の行方はすぐ忘れてしまうのだろう……)



投票よろしこ(>▽<)b
2009/ 01/ 09 (金) 04: 49: 48 | URL | maya # gQraGX56[ 編集 ]
中身が・・・・・・
> 『誕生日の子どもたち』は、もしかしたらうちかもしれない。たしか、レビュー書いたから。

それだ!ヽ(゚∀゚)ノ

短編は短いから、その限られたなかで表現するのが難しいのだろうね。言葉一つで印象が変わってしまいそう。

> 本の行方
私は本はあっても頭の中から中身の行方をすぐに忘れてしまいます。(なんかへん)
2009/ 01/ 11 (日) 01: 02: 56 | URL | MK # EGTCt1XI[ 編集 ]


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