FC2ブログ
色々なことを、気の向いたままに。
事象境界線
空飛ぶカツレツ
2008年 04月 18日 (金) 19:56 | 編集
カツレツってなんだろうと考えていた頃、経済の世界では空前の株ブームで大人から子供まで口座を開設した。デイトレという言葉が踊り、誰でも資産が倍、三倍になるといわれていたけど実際にそうなった人は二倍どころか十倍以上になっていた。
だからといってみんなお金が増えていたわけじゃない。冷静になってよくよく考えてみれば分かるけど売買だけを考えた場合、市場全体のキャッシュは無限じゃないのだから、何処かに儲けが片寄れば足りないところも出てくる。公共の利益なんて題材では細かい所まで頭を回す総中流社会でも、そこまでは気が付かなかったのか、バブルが弾けたのは不正をした人がいるからだと頑なに信じている。

そうだろうか?

どちらにしても彼等が問題にしたのは結局利益を得たのはごく一部だけで、他は微々たるもので、しかも株の性質から、その利益も確定するまでは明日にも消える代物だった。

カツレツに話を戻すと似た名前にトンカツやヒレカツ、メンチカツがある。似ているだけで全く違う物のはずと、考えを巡らせていたころ食品業界では空前の健康食ブームでマクドナルドでさえ真剣にトクホを取ろうかと考えていた。
「特定」保健用食品、それは国がこれを食べれば健康になると消費者に錯覚させるために作られたもの……ではないはずだが結果的にそうなってしまった。
健康的な油は高血圧、肥満体の人には効果があったかもしれないが、勘違いをしたどこも悪くない人まで健康になろうと必死に摂取した。少し落ち着いて考えれば普通の人は要らないばかりか、かえって頑張って摂取したからか数値が上昇した。
一度健康と情報が流れると食品売場の棚からは一斉に消えてしまう現象も起きた。もちろん問題が起こってメーカーが回収した……のは夢で消費者がこぞって買い漁ったのだ。
ダイエットではカロリーを減らそうと食事を減らすというまだマトモな考え方ができる勝ったのか負けたのかハッキリしない層でも、自らの胃が膨れ上がるのには気が付かなかったのか、メタボと呼ばれるのはデマを流した人達のせいだと頑なに信じている。

そうだろうか?

結局のところ彼等が問題にしたのは、実際に効果があるのは一部だけで、他は変化があまりなく、むしろ長続きしないせいでリタイアしたキャンプのお陰で増えた食欲で明日には帳消しになるような代物だった。

カツに話を戻すと目の前に運ばれて来たものは衣があるという点、主原料が小麦である点では同じものだ。しかし片方は天ぷらと呼ばれ広く庶民に親しまれている。特筆すべき点は中身が何であれ天婦羅と呼ぶこと。まさに国民性を反映した代表食であり、もはや文化であると、昔のケモノの耳を持った偉い人は言いました。
犬、狼、兎、猫、狐と空前の手のひらブームらしい。

是非ナマケモノを一つ。
Comment
この記事へのコメント


コメントを投稿する
URL :
comment :
password :
secret : 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
copyright (C) 事象境界線 all rights reserved.
designed by polepole...